2006/12/07

URL中のハイフンとアンダースコア

URL をどのように命名するか、もSEOにとって有る程度の意味を持ちます。
それは、URL の中の文字列も検索対象となるためです。

例えば "google" という文字列を検索して表示された結果を見ると、
URL中の "google" という文字がハイライトされているのがわかります。
もちろん、ただ単にハイライトされているだけ、という可能性もありますが、
URL 中にキーワードを含む場合上位に表示されやすくなる、と考えるのが自然でしょう。
ただ、実際のところどれほど影響があるのかはわかりません。
単にテキスト中にひとつキーワードが増えただけ、程度のものかもしれません。

なお、これは日本語にも対応しています。
京都 site:wikipedia.orgを見てください。
検索結果の URL の中に「京都」という文字が含まれており、しかもハイライトされていることがわかります。
ただし、これを有効にするには URL に日本語を含ませないといけないため、
ブラウザのアドレスバーに表示される URL などの可読性は悪くなってしまいます。

さて、ではURLにキーワードを含ませようとして、
よく出てくる問題が、単語の間を何で区切ればよいのか、という問題です。
通常のテキストであればスペースで区切ればいいのですが、
URL にはスペースを含むことはできないので、そういうわけにはいきません。
通常はハイフンまたはアンダースコアが単語の区切りとして用いられるのをよく見ます。

ですが、実はこれらはそれぞれ google にとって意味が異なるそうです。
現時点で、ハイフンは単語の間の区切りとして意味を持ちますが、
アンダースコアは単純に無視されてしまいます。
つまり、
kyoto-hotel.html
は kyoto hotel という二つの単語からなる URL であると認識されますが、
kyoto_hotel.html
という URL の場合、 kyotohotel というひとつの単語であると認識されてしまうのです。

私はこれまでずっとアンダースコアを使っていましたし、
アンダースコアのページのほうが良く見かけるような印象だったのですが、
google にとってはあまりよくないことだったようです。
これを知ったときは結構なショックをうけてしまいました。
まぁ、英語のキーワードで検索されるようなことはあまりないですし、
日本語の場合は形態素解析があるため、あまり私たちには関係のない話ではあるのですが。

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