これは一体どういう意味の言葉なのでしょうか。
まず、link というのはいわゆる HTML のリンクです。
baiting というのは「餌付け」「餌まき」という意味です。
検索エンジンの世界では、ページの順位を上げるためには
沢山のリンクを外部からもらうことが重要なのですが、
そのようにリンクを沢山張ってもらうためには、
面白い内容のページを「餌」として用意しなければいけません。
そのような、リンクが沢山寄ってくるような、
良い「餌」となるページを意識的に書いていくことを
linkbaiting あるいは link bait と呼んでいるようです。
20 Linkbaiting Techniquesという記事に、
その代表的なテクニックが書かれています。
- Tool(道具):他のBloggerにとって役に立つようなツールを公開する。
- Quiz(アンケート):例えば「あなたのブログ暦は?」のような、4択程度の簡単なアンケート。
- Contest(コンテスト):ゴッゴルのようなコンテスト。目標を定め、商品を与える。
- Be First(一番乗り):何か新しいことを最初に行う。
- Scoops(スクープ):すっぱ抜く。
- Expose(暴露):不正行為、悪事をすっぱ抜く。
- Award(賞):2006 Best Blogのような賞を与える。
- Lists(リスト):何か価値の有るリンクのリストなど(digg やはてなブックマークのようなもの)。
- Humor(ユーモア)
- Make someone famouse:自分が有能だと思っているけれど、まだあまり知名度の高くない人を紹介する。
- Create belonging/community (コミュニティつくり)
- Design:ブログのテンプレートなどを公開する?(よく意味がつかめませんでした)
- Rants(大言壮語):
- Controversy(反対意見):誰かのブログポストなどに対する反対意見の表明
- Attack(攻撃):他人に対する攻撃的批判。
- Shock:ショッキングな書き込み。
- Research and Statistics:あるトピックに関する調査や統計をまとめる。
- Give something away:読者に何かプレゼントする。
- Usefulness:役に立つ記事。
- Cool Factor:「Cool」(かっこいい)もの。
ただその日の日常をだらだらと書くよりは、
意図的に注目を浴びるような記事を書いたほうがよい、ということです。
linkbaiting は悪か?という議論もあるようですが、
ほとんどの項目は、
素直に従おうとすると良い記事を書かざるを得ないという点で、
建設的な競争が行われるようになっているので、良いことだと思います。
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